2022.08.29

双極性障害

本人が申請をされたのですが、不支給になりました。
障害年金の申請は、何度でもできますが、不支給になった理由を知らなければ、再度申請しても難しいと思います。
一人暮らしで、本当は家事ができないのですが、ヘルパーなどを依頼していませんでした。診断書には、「一人暮らし、ヘルパー等なし」と記載されていました。
審査官は、その診断書の内容から「この人は障害はあるけど、日常生活は何とか出来ているのだろうな」と思うでしょう。そうなれば、実際の日常生活状態を誤解されたままになり、2級の認定は難しいです。
日常生活の状況をドクターに正確に伝えて、新たな診断書を作成して頂きました。また、申立書も作成しました。
障害基礎年金2級が認定されました。
障害年金の申請は、診断書の内容と申立書が重要です。
もし、ご自身で申請を進めていて、少しでも不安を感じたなら、専門家に任せるのが認定を引き寄せる一番の近道になると思います。
「後悔先に立たず」にならないようにして下さい。
ですから、迷ったら専門家に聞いてみたり、任せたりした方が認定される可能性が上がると思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.26

発達障害のコミュニケーション能力

「発達障害」の障害年金の申請の場合は、対人関係やコミュニケーション能力が、ひとつのポイントになります。
日常生活をスムーズに行うためには、意志疎通と対人関係を同時にこなさないなければなりません。
発達障害の方々は、同時に行うことが「困難」な場合が多く、日常生活に支障が出てくることが多くなります。
「支障がでていること」を実は家族が「普通なこと」として捉えていることがよくあります。家族は毎日一緒に生活しているので、「支障が出ていこと」に気付けず、家族がサポートしていることで暮らせている状態を「普通」と捉えがちになります。
家族以外の者と面談をすることで、客観性がうまれ、「支障が出ていること」が解ることが多いのも「発達障害」の障害年金の申請の特徴だと思います。
「支障が出ていること」が家族が解り、医師に伝えてから申請をしました。
「頼んで良かった」と思われる申請を目指して尽力させて頂いております。
迷った時に相談できる相手は、誰にでも必要です。
いつでも相談してください。
大事な申請です。最善を尽くして、申請をさせて頂いております。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.22

病院を変わる

「症状が善くならない」「親身に話を聞いてくれない」「病院が閉院する」など、今かかっている病院を変わることはあります。
転院をすると障害年金を受給している方は、更新申請の診断書の記載依頼先が変わることになります。
一番不安になるのは、診断書の内容が変わることではないでしょうか。これは医師の診立てが変われば、診断書の内容が変わることは否めないです。当然ながら、診立ては、診察の時に変わっているはずです。
転院をしたら「ご自身が障害年金を受給していること」「障害年金申請の前回の診断書の写し」「現在の日常生活状態」を転院先の医師に伝え直す必要があります。
しかし、転院後に伝えておかなかったせいで、更新申請のときだけ伝えたけど、上手く伝わらず不本意な結果になることが出てきては大変です。注意をしておく必要があります。
障害年金をこれから受給しようとしている方は、転院後、5カ月前後ほど通院をしてもらってから診断書記載依頼をすることになると思います。
理由は、医師とは言え、ご本人の現在の状態を正確に知るには時間が必要だからです。
診断書は、病状から鑑みた日常生活の能力を考えたり、日常生活動作を考えたりして作成されていきます。ですから、当然に、今日初めて通院をして、診断書を今日は書けないことが多いでしょう。
障害年金の申請は、診断書が必須です。それだけに転院は慎重にして頂きたいと思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.19

関節リュウマチの認定

「関節リウマチ 障害基礎年金2級 認定されました。
病気のせいで、関節炎と両手の指の関節が変形し上手く使えないこともあり、日常生活に多くの支障をきたしている方でした。
その日常生活の状況を「病歴・就労状況等申立書」に審査官に伝わり易くなるように示すことを心がけました。
また、初診日当時には「関節リウマチ」という診断ではなく、異なる病名でした。
ですから、「関節リウマチ」に至る病歴を詳細に「病歴・就労状況等申立書」に書き、初診日当時の異なる病名と「関節リウマチ」の間に因果関係があることを示し、初診日にブレが生じないように細心の注意を払いました。
認定されて依頼者に喜んで頂けました。
私としては、ご期待にそえて嬉しく思うと同時に、ホッと一安心をしました。
「自分ではできない」とか「制度のことがイマイチわからない」など感じましたら、一度、ご相談ください。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.15

初診年金のセミナー

障害年金のセミナーします
縁あって、障害者就労移行支援施設で障害年金のセミナーをすることになりました。
ご厚意に感謝しております。「ありがとうございます」
ネットなどで色々と障害年金の情報が氾濫しています。
制度の概要だけを知っていても「どの情報が正しいのか」迷ってしまうこともあると思います。
このセミナーは、障害年金で「ここだけは押さえておいてね」ということを話す予定です。
「ここだけは押さえてね」は、申請をするための必要な基本事項です。
初診日だったり、保険料納付要件だったりです。
そして、基本的な事項を乗り越えた先にある「認定」を得た事例も「肢体」「精神(うつ病・発達障害)」「知的障害」と各一例ずつ話をしようと思っています。
情報が氾濫しているから、少しだけ情報の整理をさせて頂けたなら幸いだな。と思っています。
依頼者の期待に応えられるように考えを尽くす。
ひとりでも多くの依頼者様の一助になれるように、頑張っていきます。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.12

初診日の確定は大変

「初診日」の確定は、大変
相談者と面談をして、まず最初に確認するのが「初診日」です。
申請を考えている病気に関係する「最初にかかった病院」を特定する作業です。
申請をしようと考えている病名が、一貫して同じ病名であれば、「初診日」も分かり易い。
でも、大抵は、申請を使用と考えている病名とは異なる病名で、「最初の病院」にかかっていることが多い。
そうなると、どこが、障害年金の申請で考える「初診日」の病院になるのだろうと、多くの方が悩むものです。
私も、面談時に聴取させて頂いて、悩むことがあります。
そんなときは、症状の歴を詳しく聞いていき、「初診日」を確定させていきます。
「初診日」が決まれば、申請準備の開始です。
申請準備ができれば、あとは「認定」を目指すために進みます。
期待に応えられるよう知恵を絞ります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.08

「初診日」の考え方

障害年金の申請で1番最初に確定することは「初診日」の確定です。
 「初診日」が障害年金の申請を考える上でのスタート地点になるからです。
初診日が国民年金加入であれば、障害基礎年金の1級か2級です。
初診日が厚生年金加入であれば障害厚生年金の1級か2級か3級です。
年金額も大きく変わってきますし、厚生年金であれば3級もあります。
また、「初診日」を起点に、現在の障害状態までの経緯を考えて、審査が開始されます。
初診日から現在までの経緯で「初診日から現在まで」に複数回病名が変わった場合は、現在の病気の「初診日」として考えようとしている「最初の症状」が、現在の病気に繋がっているか大事になります。
現在の病気で「初診日」と考えている時に国民年金保険料を支払っていなかった。などの理由で障害年金が申請できないと思っていることがあります。
お話伺っているうちに、関係がないと思っていた症状が現在の病気に関連があることが良くあります。
その結果、初診日が遡り納付要件を満たし、障害年金を受給できました。
複雑な病歴を持っている人ほど、初診日の考え方は難解になりがちです。
障害年金の申請を考える上で、避けては通れない「初診日」の確定です。
迷うとか、解らないならば、相談をしてでも明らかにしてから申請をして欲しいと思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.05

「発達障害」の障害年金の申請

「発達障害」の申請で難しいのは、就労されている方が多いことです。また、「発達障害」の方は、初診日が二十歳前や国民年金加入者の場合が多く、障害基礎年金2級以上に該当しないと、障害年金を受給できない場合が多いことです。
障害基礎年金2級は、一般的には「日常生活で身のまわりのことに多くの援助が必要」の人が対象で、「就労ができていると2級には該当しない。」と判断される場合が多いようです。
しかし、就労ができていることが、2級に該当しないのか疑問があります。
「就労をしている」と言っても、障害者枠なのか、一般雇用枠なのか、就労時間は何時間か、仕事内容は何なのか、仕事中に援助を受けているか。
など、就労を可能にしている理由があるかもしれません。
「発達障害」の場合は、就労をしているなら「何故就労ができているのか」が、「障害基礎年金2級」に該当するのかを考える上で大事になります。
「あなたは、難しい。もらえないと思う。」と言われても、申請者が変われば、何が違ったアイデアを持っているかもしれません。色々な専門家に質問してみることは大事なことだと思います。
障害年金の難しさは、一見簡単に出来るように見えて、実は、「診断書の内容を精査できる知識と経験があるか。」というところにあります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.08.01

診査の結果が早くなる可能性があります。

障害年金の申請をして、結果が出るまでに、結構時間がかかります。
認定医不足が原因の一つにあるようですが、それだけとは思えません。
障害年金の申請には、受診状況等証明書や診断書、申立書などの診査対象書類が必要になります。
その書類1つ1つが、とても大事な診査対象の書類で、どこかに疑問が生まれれば、そこの真偽を確かめなくてはなりません。
ですから、きちんと最初から正確に診査に必要な書類を提出できていれば、それだけで診査の期間は早くなります。
そして、ご本人または代筆者が書く“申立書”では、診断書との整合性がとれていないことや、本来 申立書に書く必要もない事柄を書いていれば、それだけで審査側は混乱し、真偽を確かめる事が増え、診査期間が長くなります。
“申立書”には、審査側が知りたい事を正確に書いてあれば、それで良いのです。
それができていれば、当然に、診査の期間は早くなります。
それだけでなく、診査の結果も変わってくるでしょう。
しかし、必要な事だけを書くことは、“申立書”を書き慣れていないと、難しいものです。
「一度、自分でやってみよう!」とか思って、申請(裁定請求)をして、結果“不支給”になった申請(裁定請求)を引っ繰り返す申請(審査請求・再審査請求)で、“認定”にし直しさせることは、とても難しいことです。
ですから、少しでも迷ったら、専門家にご相談下さい。
初めから認定されるべき申請は、最初から認定されるべきです。
回り道をしないでください。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.07.29

医師のいう「この診断書なら大丈夫」は本当に「大丈夫」ですか。

障害年金の制度を知っている医師が、患者に診断書を渡すときに、「この診断書なら大丈夫」と言うことがあるようです。
当然、主治医が自信を持って「大丈夫」と言ってくれたなら、“大船に乗った気分”になるものです。
しかし、その診断書は、本当に「大丈夫」でしょうか。
実際、『医師が「この診断書なら大丈夫」と言って、送りだしてくれた診断書で、ご自身で申請をし、その後、“不支給”になった。』 という事例はあります。
確かに、診断書としては、そこそこに障害年金該当しそうな内容になっています。
しかし、よくよく確認をしていくと、“日常生活が重く記されている”のに、違う項目では、“軽作業なら可能”と書かれていたり、数年で一気に悪化をしている割には、薬の量が少なかったりと色々と辻褄が合わないようなことが見えてきます。
そのような辻褄の合わない診断書は、審査(診査)の時に、調査の対象になると思います。
その結果、疑念が拭いきれなかったら、“不支給”となる可能性もあります。
ですから、医師に「この診断書は大丈夫」と言われても、封筒に入っていたな、封筒から出して、ご自身で確認をする必要があります。
「そんな確認は要領を得ないからできない。」というならば、医師に診断書の記載依頼する前に、最初から専門家に任せた方が無難です。
最初の申請(裁定請求)は、とても大事な意味を持ちます。
最初の申請で不支給になり、不支給になった原因のせいで、その後の障害年金の申請のやり直しが、やりにくくなることもあり得ます。
診断書は、医学的な知識も必要ですし、それを申立書の中で表現するには、コツが必要です。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。