2024.01.19

医師に症状を正しく伝える

発達障害・双極性障害で最初ご自身で申請をし、不支給になりました。
そこで、当事務所に審査請求(不服申し立て)の相談にいらっしゃいました。
 診断書を見ると「おおむね日常生活は可能」と医師から評価を受けており、審査請求をしても不支給を覆す材料が見つかりませんでした。
 依頼者には「この内容では、2級にはならないと思います。それでも審査請求をしたいですか」と尋ねました。依頼者は、審査請求をしたいと返答をされたので、審査請求をしました。結果は、「2級にならず」でした。
 そこで、今度は「実際の日常生活の状態」を医師に伝え直し、裁定請求をやり直すことにしました。
 医師は病気のことは理解していても、日常生活のことは把握していなことが多いです。医師を前にすると、伝えたいことを忘れてしまう。思考が止まる。などで、上手く伝えきれないものです。
医師には依頼者の「実際の日常生活」の状態を書いた手紙を付けて診断書の作成をお願いしました。
 医師に「実際の日常生活」が上手く伝わり、診断書の内容が「実際の状態」を表す内容になっていました。
  申請後、依頼者より電話で「障害基礎年金2級の年金証書が届いた」と嬉しそうな声で報告を頂きました。
 諦めないで、伝え直しをした結果です。
本当によかったです。
「頼んで良かった」と思われる申請を目指して尽力させて頂いております。
大事な申請です。最善を尽くして、申請をさせて頂いております。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。