2021.05.07

人工透析の初診日

幼少期に糖尿病になり、インスリン投与になりました。
その後、大人になり「人工透析」をするようになりました。
以前にご自身などで申請をされようとしたが、初診日が証明できずに断念をした経緯があったようで、何とかならないかと相談がありました。
カルテの有無の確認に初診日の病院に行ってみました。
すると、初診日の病院は残っていましたが、代替わりをし、依頼者の主治医はお辞めになっておられました。
現在の院長にカルテの有無を確認すると、「カルテはないが、通院記録がある。しかし、最終の診察日だけしかない。」と言われました。
そこで、依頼者様から聞いた初診日と病院にある最終診察日をもって、初診日証明書の代わりを作成し、申請をしました。
申請の結果、初診日として認められ、認定に至りました。
「必要な方々に、障害年金の受給をしてもらいたい。」
それには、きちんとした見方で、きちんとした申請が不可欠です。
私は、そのお手伝いなら、いつでも喜んで尽力させて頂きます。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.05.03

審査してもらえる診断書

障害年金には、医師に書いてもらう障害年金申請専用の診断書が絶対不可欠になります。
その診断書には、診断名(病名)が書いてあり、その症状、日常生活能力判定、検査、薬についてなどが記されています。
そして、それらを総合して審査をし、「障害年金が受給できるか」を審査官が決めていきます。
日常生活能力だけが、極めて低く書いてあるのに、症状としては軽度に感じられる診断書だとしたら、審査の時どう見えるでしょう。
「障害年金を受給したいためだけに、日常性能力判定を重く書いたのでは」と思われるかもしれません。確かに、日常生活能力判定は大事です。
しかし、そこだけ重く診断書に記されて、受給至るほど障害年金の申請は簡単ではありません。
審査をする人たちは、とても精査をしています。整合性に欠ける不可思議な点があれば調べます。
整合性に欠ける診断書は、参考資料程度にしかなっていない可能性もあります。
せっかく診断書を書いてもらって、申請をするのです。
だったら、総合的にみても「なるほど」と思って、審査をしてもらえる診断書を書いてもらって下さい。
それには、短い診察時間に少しでも医師に日常生活のことを伝えることが第一歩になると思います。
医師に症状や日常生活状態のこと等を伝え直すこともお勧めします。
当事務所は、「難病」と言われる病気の障害年金申請も積極的に代行申請させて頂いております。
もし、ご自身で申請を進めていて、少しでも不安を感じたなら、専門家に任せるのが認定を引き寄せる一番の近道になると思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.04.30

障害年金の受給は、「病名」で決まるわけではない。

障害年金は、日常生活・就労状態が国の定めた障害状態の基準に合致していたら、障害状態に照らした等級が決定され、受給が決定します。
「病名」で障害年金の受給の可否が決まっているわけではありません。
『「癌」や「膠原病(自己免疫疾患)などの難病」だから、障害年金が受給できるはず。』と思われがちですが、実際は、病名ではでなく、その症状が国の定めた障害状態の基準に合致していなければ、障害年金は受給出来ないのです。
ただし一部、「不安障害・パニック障害などの神経症」や「人格障害」は、「病名」で障害年金の受給ができない病気はあります。
「障害年金が受給できる可能性があるか。ないか。」は、日常生活・就労状況を確認しないと判断ができません。
だから、あなたの話を聴かないと分からないのです。
「生活の中で、何ができないのか?支障がでているのか?」それを教えてくれないと、申請の糸口が見えてきません。
例えば「膠原病(自己免疫疾患)」は、身体のどこに免疫疾患を起こし、動きが悪くなっているのか、その人それぞれ異なり、教えてくれないとわかりません。
膠原病をはじめとする治療方法を探りながらの病気の障害年金の申請は、一筋縄ではいきません。
ご自身やご家族で申請をしようとしたが、よくわからない。迷う。という壁に当たると思います。
分からなければ、専門職に相談をし、任せてみたらどうでしょうか?
難解な謎が解けるかもしれません。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.04.26

「労災保険・傷病手当金(健康保険)」と「障害年金」について

『「労災保険」「傷病手当金」を既に支給されているけど、障害年金って支給されるのだろうか?』と、考える方がいると思います。
この2つの制度を支給されている場合でも、障害年金は支給されます。
しかし、この2つの制度(労災・傷病手当金)を支給されている場合は、障害年金の支給される額に応じて、労災保険と傷病手当金の支給が停止されることがあります。
必ずしも支給停止にはならない場合もあります。
詳細を知りたい場合は、労災保険ならば「労働基準監督署」・傷病手当金ならばご自身が加入していた「健康保険協会」または「健康保険組合」に問い合わせをお勧め致します。
「労災保険」も「傷病手当金(健康保険)」も「障害年金」も、怪我や病気をして日常生活や就労に支障をきたしていることが理由で支給される制度です。
怪我や病気が原因の場合、年金制度が優先され、障害年金が優先的に支給されます。
障害年金の申請前に、労災保険・傷病手当金の支給を受けている方は、知っておくと良いかもしれないです。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.04.23

「うつ病・統合失調症・双極性障害」「膠原病」など一度の申請で諦めてはいけない。

障害年金は、何度でも申請が可能です。
最初に申請をして、不支給だったからといって、「もう、支給されない」と落ち込む必要はありません。
最初の申請から、医師・病院が変わった、病名が変わった、状態が変わった
などの変化があれば、もしかたしたら、今は結果が変わる可能性を秘めています。
精神疾患や膠原病などの難病は、症状が変わる事が多い。そして、診立てが変わっていることもあります。
申請をする人が変われば、結果が変わることもあります。
兎に角、申請をする前から諦めないことが大事です。
「一度の申請で不支給だった。でも、今の状態はどうだろう」と考え直してみては如何ですか
いつでもご相談を受け付けております。
障害年金の難しさは、一見簡単に出来るように見えて、実は、「診断書の内容を精査できる知識と経験があるか。」というところにあります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.04.19

障害年金が「認定」された後のこと

障害年金は認定されたあとにも、やることがあります。
障害年金2級以上に認定された場合は、「法廷免除をするか、しないか」の選択です。厚生年金加入中の方は、この選択はありません。
「法廷免除」とは、国民年金保険料を法律的に免除してもらう制度です。
障害年金2級以上に認定されたら、「法廷免除にするか、しないか」の選択をすることになります。
法廷免除にすると、国民年金保険料を納付しなくても良い代わりに、65歳から支給開始される「老齢年金(国民年金)」が減額されます。
ですから、65歳までに障害年金がもらえなくなっていたら、「老齢年金(国民年金)」を支給されることになるので、減額された「老齢年金(国民年金)」になります。
※ 
「免除をしたら、老齢年金(国民年金)は減額」ということは免れないので、心配な方は障害年金を支給されながら、国民年金保険料を支払い続けている方もいます。
悩ましい選択になるのは間違いないと思いますが、大事な選択です。
「自分ではできない」とか「制度のことがイマイチわからない」など感じましたら、一度、ご相談ください。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2021.04.16

障害年金の審査中

障害年金の審査中というのは、依頼者も私も気になるものです。
もちろん、私は、ご期待に沿えるように申請しています。
最善、最良の申請をしなければ、私に依頼した意味がありませんからね。
審査中に年金機構より、稀に依頼者様に連絡がいくことがあります。
例えば、追加の個人的な資料(所得証明書等)。社労士には、業務的な資料の追加資料の求めがきます。
例えば、申立書中の病院歴の追加資料等があります。
依頼者に年金機構より連絡がくると、当然にビックリしますよね。
そんな時には、遠慮なく私に質問のお電話をかけてもらっています。
私に電話をして頂ければ、解決する問題が多いですから。
審査中は、兎に角 気になることが多いものです。
自身、ご家族の生活に関係することですから当たり前です。
気になれば、いつでも連絡を下さって結構です。
自信を持って申請をしていますから、申請に関することでしたら、何でも聞いて下さい。
解り易く、ご説明をさせて頂いています。
審査中の不安感を少しでも緩和できるようにしています。
依頼を受けた案件はベストを尽くした申請をして、依頼者の納得がいく申請ができるよう頑張っています。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。