2022.04.04

申立書は診断書に即することが大事

本人の症状を的確に表している診断書ですと申立書の内容も信憑性を増してきます。
医学的見地と実際の日常生活の融合により、より確信にふれることができるようになるからです。
症状を的確に表している診断書を医師に作成して頂くためには、普段の短い診察の中で医師とコミュニケーションがとれている必要があります。
診断書には、医師がご本人を理解していることが記載されます。
申立書は、日常生活・就労状況の困難さを記載していきます。
つまり、診断書で医学的に証明されたことを、申立書で実際の日常生活等ではどうなのかを証明していくのです。
だから、診断書だけ素晴らしくても、審理において足りないし、申立書だけ素晴らしくても、審理において足りません。
もちろん、診断書の内容が審理で弱いなら、そこを補填していき時には診断書と同等の証明をすることも必要となるのが申立書の役割です。
しかし、診断書の内容がしっかりとしているなら、申立書の内容は、そのしっかりとしている診断書の内容を押し上げることも可能になり得ます。
診断書に即した申立書は、審理において大きな武器になるのです。
だから、当事務所では、診断書は当たり前として申立書にも特に力を入れています。「ご自身ではできない。」「制度の理解に迷う。」などと思ったら、専門家に依頼をする方が良いと思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.04.01

精神障害の傷病名

障害年金申請で病名判明がする。
障害年金を申請するためには病名が判明しないと申請ができません。
しかし、相談・面談時にお話をお聞きすると、病院で「病名」を知らされていない。という方がいらっしゃいます。診断書を見て初めて病名を知った方もいらっしゃいます。
障害年金の申請では、診断書に「傷病名」を記載する欄があります。
「うつ病」と思っていたのが、「不安障害」「適応障害」などの神経障害である場合があります。
神経障害の場合は障害年金の申請対象の病気から外れてしまいます。
そんな時は、セカンドオピニオンをお勧めします。
セカンドオピニオンの結果、「神経障害」もあるが、「うつ病」「そううつ病」「発達障害」なども同時に存在すると医師に認められれば申請は可能になります。
まずは、諦めない。それが肝心だと思います。
「ご自身ではできない。」「制度の理解に迷う。」などと思ったら、専門家に依頼をする方が良いと思います。
それほどに難解な年金申請が、「障害年金」の申請です。
依頼を受けた案件はベストを尽くした申請をして、依頼者の納得がいく申請ができるよう頑張っています。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.28

「医師が大丈夫」と言った診断書は本当に大丈夫

診断書を受け取るときに医師から「通るように書いておきましたから」と言われることがあります。
医師の気持ちとしては、認定されるように診断書を書いたつもりなのでしょうが、医師は審査官ではありません。そして、障害年金の申請のプロではありません。
医師が大丈夫と言ってくれた診断書にも関わらず、不支給になることがあります。
「医師が大丈夫と言ったのに なぜ、障害年金がもらえなかったのでしょうか」と相談に来られる方がいらっしゃいます。
医師は医療の専門家であり、障害年金の専門家ではありません。
障害年金の申請のプロに任せる方が、認定される確率は格段に上がります。
診断書の内容を細かく分析して「病歴・就労状況等申立書」で、あなたの日常生活・就労の現況を把握して、障害年金の制度に照らし合わせて作成する必要があります。
障害年金の申請には、障害年金の申請のプロがいます。
障害年金は、診断書だけで審査が進むわけではありません。
本人または代理人が書く「病歴・就労状況等申立書」の内容も大きく審査結果を左右します。
障害年金の難しさは、一見簡単に出来るように見えて、実は、「診断書の内容を精査できる知識と経験があるか。」というところにあります。
本来の等級の認定をするには、必要となる知識・経験がいります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.25

ベストな道筋を考えた申請

スムースに申請まで漕ぎつけるケースばかりではないことがでてきます。
・医師が診断書の記載をしてくれない。
・転院をしたい。
・初診日だと思っていた病院が、初診日ではなかった。
・申請準備途中に体調が悪くなり、申請どころではなくなった。
など、イレギュラーなことが起こります。
その度に、依頼者の内情を考え、依頼者と相談しながら申請までのベストな方策を探してきました。
これからも、それは変わりません。
障害年金が認定されることを目指していますが、その前に申請までに、色々なことをクリアして申請をしています。
申請に慣れた者だから、思いつく申請までの道筋があります。
悩まず、相談をしてみてはいかがですか?
「後悔先に立たず」にならないようにして下さい。
ですから、迷ったら専門家に聞いてみたり、任せたりした方が認定される可能性が上がると思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.21

申立書は診断書との整合性が重要

診断書の整合性をとり申立書を作成をすることが重要であるといわれています。
しかし、慣れていない方が作成したが申立書には、「自己主張だけが先走り診断書から大きく離れたこと主張している。」また「診断書をまったく無視して好き勝手に作成している」などが良くあります。
申立書には診断書の中に書いてある内容を反映させて、審査官に「なるほど!そうか!だから、日常生活が困難なんだな」と分かってもらわなくてはなりません。
診断書の内容を噛み砕いた内容を書いておく必要があります。
そのためには診断書の隅々まで読み込むことが必須です。
診断書は、医学的な知識も必要ですし、それを申立書の中で表現するには、コツが必要です。
ここが社労士の出番になります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.18

「審査請求」をする前の準備

裁定請求(最初の請求)の結果に不服があれば、裁定請求の結果を知った日から90日以内に審査請求(不服申し立て)を行うことができます。
 しかし、「ただ結果に不服があるから」という理由では、なかなかに裁定請求の結果を覆すことは難しいです。
 審査請求をする前に、準備が必要です。
1.審査請求を済ますだけの期間があるか?を確認する。
2.裁定請求時に申請した診断書を用意する。
3.不服とする結果になった理由を、診断書の中から読み取り、確認する。
4.不服とする結果が分かったら、客観的な事実で診断書から不服を覆すことが可能な事実を見つけ出す。
※ 審査請求は、裁定請求の時に提出した診断書の内容が、再審査されます。ですから、不服を覆すことが可能な事実が診断書から見つけ出せない場合は、「裁定請求の結果は妥当」ということになります。
 審査請求は、なかなかに大変な請求になります。期待通りの結果にならない請求になることが多いのも事実です。
 しかし、裁定請求の結果が少ない確率でも覆る可能性を秘めた請求でもあります。そして、「なぜ、その結果になったのか?」を知ることができる請求です。
 障害年金は一度限りの申請ではありません。
「もう無理。できない。」と感じたら、一度専門家を頼ってみて下さい。
我々専門家に妥協の仕事はあり得ませんから。
「ご自身ではできない。」「制度の理解に迷う。」などと思ったら、専門家に依頼をする方が良いと思います。
それほどに難解な年金申請が、「障害年金」の申請です。
依頼を受けた案件はベストを尽くした申請をして、依頼者の納得がいく申請ができるよう頑張っています。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.14

障害年金個別相談会の良いところは

① 個別だから遠慮なく質問ができる。
② 質問に対し詳細に分かり易くお話ができる。
③ 時間を気にせず納得のいくまで話ができる。
④ 何らかの解決策が必ず出ている。
障害年金に関する疑問が解消します。
たとえ対象外であっても納得してお帰りになります。
また、医師にどのように症状を伝えたらいいのか。
これからどのように進んでいくのかなど色々なことがスッキリします。
他者に伝える方法や制度の流れ等を明確にお応えします。
迷われたらとりあえず参加して下さい。
もし、ご自身で申請を進めていて、少しでも不安を感じたなら、専門家に任せるのが認定を引き寄せる一番の近道になると思います。
「後悔先に立たず」にならないようにして下さい。
ですから、迷ったら専門家に聞いてみたり、任せたりした方が認定される可能性が上がると思います。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.11

「統合失調症」の案件で障害基礎年金2級の5年遡及認定

「統合失調症」の依頼者が、「5年遡及の障害基礎年金2級 」で認定されました。
この方は、初診日から1年6ヶ月経った(認定日)ときの診断書に「統合失調症の疑い」と書かれていました。
「統合失調症」の確定診断ではなかっただけに、「認定日が障害基礎年金2級に認定されるか?」が、問題でした。
認定日の頃が確定診断ではなかったので、認定のポイントになるのが、「病歴・就労状況等申立書」です。
この申立書をもって、認定日の頃から現在まで「統合失調症」であることを審査官に認めてもらえる「病歴」を作成しました。
そして、認定日の頃と現在の「日常生活状態」を詳細に審査官に知らせることで、症状も認定日の頃から現在まで一貫して「統合失調症」であると認めてもらえる申立書類を作成しました。
面談時、ご本人は人見知りが強くお会いできなかったので、ご家族から詳しくご本人の「病歴・日常生活状態」を聴取させて頂きました。
このように、ご本人から直接 聴取ができなくても、ご本人のことを詳細に知っている方であれば、十分にご本人のこと記す書類が作成できます。
今回の申請でも、ご家族の協力があっての「5年遡及の障害基礎年金2級認定」でした。
依頼者様のご期待にそえて、本当に良かったです。
障害年金の難しさは、一見簡単に出来るように見えて、実は、「診断書の内容を精査できる知識と経験があるか。」というところにあります。
本来の等級の認定をするには、必要となる知識・経験がいります。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.07

傷病手当金を受給中の障害年金申請に注意

傷病手当金は3日以上傷病で会社を休み、「傷病手当金」の申請をすると、最大1年6ヶ月間給料の約6割が傷病手当金として支給されます。
その支給期間中に障害年金申請をすることも可能です。
しかし、この場合の障害年金申請について注意があります。
それは、傷病手当金受給期間と障害年金受給期間がかぶっている時は、同時には貰えず、傷病手当金の受給額を返金しなければなりません。
例えば、傷病手当金を2018年10月から受給していて2018年12月に障害年金の事後重症申請をして2019年2月認定された場合には、2019年4月に障害年金の受給が始まります。
2018年12月から2019年2月分までの分が支払われます。
この間は傷病手当金受給期間と障害年金受給期間がかぶっています。
このかぶっている期間の傷病手当金受給額は、全額返済になります。
かぶっている期間を全額返済することになっても、かぶっている期間の「傷病手当金受給額=障害年金受給額」を返済するのですから、差し引きすれば、1年間で受給できる金額に変わりはありません。
両方とも生活保障の制度ですから、ダブルで受け取ることはできません。
いざ返済を迫られても困ることがあります。
傷病手当金受給中の方が、障害年金の申請をする上で注意することです。
「自分ではできない」とか「制度のことがイマイチわからない」など感じましたら、一度、ご相談ください。宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。
2022.03.04

面談をして、見つかる「初診日」

障害年金の申請には「初診日」が必要です。
「初診日」は、申請をするにあたっての「起点となる日」。つまり、「スタートの日」です。
この「起点となる日(初診日)」の加入年金制度(国民年金・厚生年金・共済年金)によって、支給される額と申請書類を提出する機関が異なります。
そして、どの加入年金制度であっても、国が定めた一定の基礎年金(国民年金)が納付していないといけません。
そこで、問題なるのが、「初診日」と思う日からみて、年金を国が定めた程度納付をしていない。の理由で、「障害年金が申請できない」ということが起きることが多々あります。
このときに注意しないといけないのは、この前に初診日がないかを確認することです。
時間をかけて面談したら「そう言えば、この時、実は〇〇病院に、通院したことがある」なんて思いだしたり、同席している親族が、「この頃、病院に行かなった」などと出てくることがあります。
「初診日」は、現在よりも古い記憶を喚起しないとでてきません。
最初から「何もない」というスタンスでは、記憶は喚起されません。
障害年金の申請をするためには、記憶の喚起が不可欠です。
面談をすることで、記憶が喚起され、申請が可能になり、認定されることがあります。
完全に諦める前に、もう一度、記憶を喚起してみてください。
思いがけないところから、「初診日」が思い出せるかもしれませんよ。
ここが社労士の出番になります。
障害年金を専門としている社会保険労務士がいます。
プロですから、あらゆる可能性を考え最善策を提示します。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。