2022.09.05

申立書が重要

これからの「精神疾患」の審査の予想
障害年金
審査を見越して、精神疾患の診断書を一見すると、診断書の裏面(氏名の項目がある方を表とすると)の日常生活判定のレ点や丸の位置に意識がいってしまいがちになります。
しかし、認定基準(ガイドライン)をよくよく確認していくと・・・「診断書の総合的な整合性を診て審査をしている」と捉えられます。
そして、詳細な日常生活状況や就労を知るために場合によっては、審査側から郵送された「照会文書」に答えなくてはならなくなりそうです。
精神疾患では、「診断書」だけでは見えてこない請求人の日常生活や就労状況を知り、審査をしていきます。
「診断書」だけでなく、本人または代筆者が書く「病歴・就労状況等申立書(申立書)」が、今までよりも審査で重要さが増してます。
本来、「申立書」は、請求人の病歴の他に日常生活と就労状況についても書き記していく書類で、「診断書」と「申立書」は、二つで一つの審査結果を導き出す審査対象書類です。
この「申立書」が、「診断書」と整合性が取れなかったら、または、「申立書」が十分に請求人の日常生活と就労状況について書いていなければ、「照会文書」により請求人の日常生活と就労状況を知る材料として必要になることが予想されます。
診断書を補う材料を増やし、請求人が「障害年金の認定基準に合致するか」ということを、以前よりも確認した上での審査になっていきます。
「診断書」のレ点や丸の位置という一側面だけでなく、「診断書」の総合的な整合性と請求人の日常生活や就労状況を示す精度の高い「申立書」が、今後の認定を左右していくと思います。
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