2022.03.18

「審査請求」をする前の準備

裁定請求(最初の請求)の結果に不服があれば、裁定請求の結果を知った日から90日以内に審査請求(不服申し立て)を行うことができます。
 しかし、「ただ結果に不服があるから」という理由では、なかなかに裁定請求の結果を覆すことは難しいです。
 審査請求をする前に、準備が必要です。
1.審査請求を済ますだけの期間があるか?を確認する。
2.裁定請求時に申請した診断書を用意する。
3.不服とする結果になった理由を、診断書の中から読み取り、確認する。
4.不服とする結果が分かったら、客観的な事実で診断書から不服を覆すことが可能な事実を見つけ出す。
※ 審査請求は、裁定請求の時に提出した診断書の内容が、再審査されます。ですから、不服を覆すことが可能な事実が診断書から見つけ出せない場合は、「裁定請求の結果は妥当」ということになります。
 審査請求は、なかなかに大変な請求になります。期待通りの結果にならない請求になることが多いのも事実です。
 しかし、裁定請求の結果が少ない確率でも覆る可能性を秘めた請求でもあります。そして、「なぜ、その結果になったのか?」を知ることができる請求です。
 障害年金は一度限りの申請ではありません。
「もう無理。できない。」と感じたら、一度専門家を頼ってみて下さい。
我々専門家に妥協の仕事はあり得ませんから。
「ご自身ではできない。」「制度の理解に迷う。」などと思ったら、専門家に依頼をする方が良いと思います。
それほどに難解な年金申請が、「障害年金」の申請です。
依頼を受けた案件はベストを尽くした申請をして、依頼者の納得がいく申請ができるよう頑張っています。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。