2023.09.22

「就労」をしているけど障害年金の受給は可能か

「就労をしているけど、障害年金の受給はできないと、特に統合失調症や躁鬱病(双極性障害)やうつ病、発達障害の精神疾患の方々からご相談を受けることがあります。
障害年金の受給を考える際、「就労をしているか就労をしていないか」は、ひとつの要因になります。
そして、就労をしていない方が障害年金の受給の可能性は高くなる傾向にあります。
しかし、就労をしているから、必ずしも障害年金が受給されないとは言い切れません。
その就労が「障害者枠での雇用なのか?就労支援を受けているのか。仕事の内容は。同僚等との意思疎通は。就労後の状態は。」などによって、障害年金の受給(認定)が見込めるか。見込めないか。の判断が分かれてきます。
統合失調症や双極性障害、発達障害の方々は、二十歳前の初診日の方が多く、「症状が悪く家族等から日常生活に多くの援助を受けているが、生活のために止む無く作業所などで就労をしている。」そんな方々が多いようです。
作業所などで就労をしているから障害年金の受給はされないとは言い切れません。
就労状況と日常生活状況を総合的にみて審査は行なわれていきます。
今一度、ご自身の日常生活と就労状況を見直してみても良いかもしれません。悩んだり、不安があったら、一度ご相談して下さい。
「頼んで良かった」と思われる申請を目指して尽力させて頂いております。
迷った時に相談できる相手は、誰にでも必要です。
いつでも相談してください。
宝塚市や西宮市などの阪神間及び兵庫県をメインに、ご相談を随時受け付けています。